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142年 13日 教会
***
「新郎、新婦は祭壇前へ」
シズニ神官の声に、顔を上げる。
かすかに薄暗さを残す教会内を、壁に取り付けられた燭台と、神官の背後に位置する窓からの光が照らしている。
石造りの建物はどこか冷たさと、厳かな空間を作り出していた。
普段は気にしないようなその雰囲気を感じ取ってしまうのは、今、この場が自分たちのために用意されたものだからだろうか。
神官が優しい視線で促す。
それに頷き、前へと歩を進める。着なれない正装が音を立てた。
生涯に一度の舞台―――祭壇前へ立つ。その場所の神聖さに背筋が伸びる。
反対側へ目をやると、自分以上に緊張しているだろう姿が見えた。
純白の正装に包まれた胸の前で両手を結び、表情は見事なまでに固い。壁の内側という場所の薄暗さも手伝ってか、顔色も悪く見えた。
神官の視線に促され、こちらに向かって歩き始める。
裾を気にしながら歩く。その慣れない様子に笑みが零れた。
手を差し伸べる。それを見て綻ぶ笑顔が愛おしい。
指先が触れあい、そのまま握りしめた。
2人、並んで立つ。
そんな僕らの姿に、教会内の雰囲気が和らいだのを感じた。
背後から聞こえる小さな笑い声に、これは後でからかわれるだろうな。と――意地悪く笑う従兄と、賑やかな幼馴染の姿が浮かんだ。
けれど今は、この手から伝わる小さなぬくもりを、手放したくない。
式次に従い、母の挨拶が始まった……
――今日、この日から―――僕らは家族になる。
***
手が触れあうこの距離を、もう誰にも譲りません。
これからはずっと、ちはるの側にファビウスさんがいてくれて、ファビウスさんの側にちはるがいられます(*´ω`*)
長かったなと思っていましたが、暦はまだ142年でした。
ファビウスさんとの出会いからすごく時間が経っている感覚です。
141年が濃密すぎました(;^ω^)
名字はちはるからのプロポーズだったので「春宮」になりました。(アプデ前です)
ファビウスさんがちはるの所にお婿さんに来てくれたかたちですw
カルナ区の家は、今日からファビウスさんとちはるの家です(^^♪♪♪
賑やかなカルナ区にファビウスさんが仲間入り!
カルナ区にはご近所さんに、
シェアー姉さん&エミリオさん夫婦のアロマー家。と
(長女アサンタちゃん 長男チャック君……は142年2日生まれですのでこの時点では赤ちゃんですが、
ネタバレしてしまうと、お顔がイケショタ!!→でしたww)
キュカさん&ヘルマンさん夫婦のジロ・ペトレ家。
(長男ステンカ君 次男ギーナ君 この兄弟はそっくりすぎて見分けつきません(汗))
が住んでいるのでとっても賑やかですw
唯一残念なのがマルティナちゃん&エドワードはエドワードからのプロポーズだったので、ラナン区に引っ越してしまうという事です。
気づいてからリセットしようかなぁとも考えたのですが、セーブがかなり前からだったので諦めました(;´∀`)
でも、本当にもったいなかったなぁ>< 4家族揃うチャンスだったのにっ!何故気付かなかったの(つд⊂)
***
三度日付が前後しますが、ちはるの挙式時点(13日)ではまだエドワードとマルティナちゃんは婚約していません。(「おせっかい奮闘記2」参照)
なのでエドワードとお約束の会話をv
いやあ、ファビウスさんは相手がエドワードだったら 全く 気にしないと思うよ!!
その後、最後の2人のデート約束をサポート。
これで明日婚約です。
やった!と安心していたら、
病気になってしまいました……。
ここ最近のハードな生活(訓練&サポート)の疲れが取れてなかったのかな……。
でも看病スープは持っておらず、浴場は遠いです。
気付くと時刻は夜になっていました。
今日はあのカルナ区の家で、ファビウスさんと過ごせる初めての日です。
きっとファビウスさんはもう家に帰ってきているはずです。このままではファビウスさんに1人で過ごさせてしまいます><
今まで寝るためだけ1人帰って過ごしていた場所に、今日からファビウスさんがいてくれます。
その日あった事を話しあったり、ご飯を食べたり、何より「ただいま」と帰ればファビウスさんが「おかえり」と迎えてくれるのです!
何が何でも帰らなければ!
(SSありませんでした;;この時の私よ、何故!?)
走って家まで帰ると、ファビウスさんはもう寝ていましたが、ベットの中から「おかえり」と言ってくれましたv
今度からはもっと早く帰るように気をつけます……そう思いつつ、ファビウスさんの隣で過ごす夜は過ぎてゆきました。
翌日。
ちはるは病気のまま朝を迎えました。
今日はお昼からエドワードとマルティナちゃんの婚約(予定)デートです!
それまでに病気を治しておこうかな~でも先にご飯だよね!と朝ご飯を用意するために棚へ向かった時、遅れて起きてきたファビウスさんが、
公衆浴場に誘ってくれました(*´∀`*)
もしかして、隣で眠るちはるの様子が違うことに気づいていたのかな……。
ファビウスさん、ほんとにほんとに!ありがとう。
あなたが隣にいてくれるなら、私はいつだって幸せなのです。
ひとりぼっちだった私に、あなたが ”家族” をくれた。
ありがとう。いくら感謝の言葉を伝えても足りないけれど。
「絶対にファビウスさんを幸せにしてみせる」 あの時そう誓ったように、
どの瞬間を思い出しても、2人一緒に幸せだったねって笑いあえるように。
そんな未来を目指して……(*^^*)
そうかぁ、まだ142年なのですね。
確かに141年が濃密すぎたのかもw
いろんな苦難(?)を乗り越えて一緒になったファビウスさん。
これからは夫婦生活を濃密に楽しんでください!